つまようじタワー耐震コンテスト2012 製作規定

事前に幾つかのサンプルを製作し、振動テストを行い、その結果、今回のコンテストの構造物を製作する際の規定を以下のように定めた。2009年から、上部構造物の大きさ規定1辺15cmを無くしている。よりユニークな作品を期待している。)


◆1辺30cmの正方形の台座上に、台座から35cmと50cmの高さにおもりを取り付けるための台(おもり取り付け台)を2箇所固定した、“つまようじ”を木工用ボンドで接着した構造物を85g以下の重量(台座、おもり取り付け台の重量は含まない)で製作する。

◆その台におもり(1枚、約1kg)を取り付け、台座を振動台に固定し、起震機により水平方向の振動を加え、その耐震性を競う。

◆上部と下部におもり取り付け台(1辺が6cm)をボルト(おもりを留めるためのもの)が上向きになるよう固定する。

◆おもり取り付け台を固定する構造物の大きさ、補強形状に規定はないが、下部のおもり取り付け台におもり (1辺12cm厚み9mm、重さ約1kgの鋼板数枚)の取り付け・外しが容易に行える形状であること。

◆“つまようじタワー”の形状は補強材形状も含め、規定はない。
◆製作した“つまようじタワー”と台座の接合は、 正方形台座の内側に引かれた1辺20cmの正方形赤色線の 枠内であればどこでも構わないが、 接着剤も含めて枠からはみ出さないように製作する。
◆台座及びおもり取り付け台を除く、“つまようじタワー”の全重量(使用した接着剤も含む)は、85g以内で製作しなければならない。
製作時のその他の規定

◆配付された“つまようじ” 以外の材料、配付された木工用ボンド以外の接着剤は使用禁止。
◆配付された台座及びおもり取り付け台を加工・修正(穴を開けたり、切ったり、削ったり、ボルトの取り替え、枠線の引き直し、着色など)することは禁止。
◆製作した“つまようじ”造構造物に着色を加えることは禁止。
◆“つまようじ”同士あるいは“つまようじ”と台座の接続・接合は必ず木工用ボンドで接着し、ピン、ローラの様に回転したり、移動や滑る構造にしてはいけない。
つまようじタワー耐震コンテスト2012 耐震競技規定

◆耐震競技開始前に、上記のつまようじタワー耐震コンテスト2012製作規定に照らして審査を行い、規定違反の場合は失格とし、耐震競技に参加できない。
◆競技開始
  1. 競技開始時に、製作者が不在の場合は、不戦負けとする。
  2. “つまようじタワー”(数え方を「基」とする)最大13基を1グループとして1回戦を実施する。出場グループの製作者は各自で“つまようじタワー”を振動台の指定された位置の4カ所のボルトに台座を取り付け、蝶ナットで固定する。(グループ割は競技開始前に会場入り口に掲示)
  3. 製作者自身で、おもり取り付け台に指示されたおもり(1回戦は先ず下段に1枚)を取り付ける。
◆振動方法、リタイヤ
  1. 起振機により振動台を左右に振動させる。1回の競技(同一おもり枚数)で3種類の周波数(1秒間の往復回数、単位[Hz]ヘルツ)の振動を加える。振動時間はそれぞれ20秒である。1回目2[Hz]、2回目4[Hz]、3回目6[Hz]の順に行う。周波数により振幅(左右の移動距離)は異なる。
  2. 振動中あるいは停止中に倒壊したり、タワーの主要部が台座から離れたり、おもりが構造物から外れ落下した場合はリタイヤとする。
    ※タワーの足下が台座から半分以上離れている場合は、司会進行者の判断でリタイヤとする。

◆競技進行
  1. 各周波数の振動後に、リタイヤした構造物を除去し、次の周波数の競技に進む。
  2. 3種類の周波数の競技後、リタイヤせず残っている基は次戦に進むことができる。
  3. 第1グループにおいて、3回目の周波数の競技後あるいはその途中で、リタイヤせず残っている基の数が6基程度になった場合は次の周波数に進まず(全基倒壊の恐れがあるため)、次の第2グループの競技へ移る。
  4. 第1グループにおいて、3種類の周波数の競技後、リタイヤしない基が6基以上の場合は、おもりを上段か下段に1枚増やして、8. の要領で競技を行う。
  5. 第2グループ以降は、おもりの数及び振動条件を統一するために、競技後残っている基の数に関わらず、第1グループが実施したおもりの枚数および周波数まで競技を行う。(第2グループ以降は、途中、全ての基がリタイヤも可。その場合は次のグループの競技に移る)
  6. 2回戦:全グループのリタイヤしなかった基で13基以内ごとにグループを再構成し、リタイヤしない基が13基以下になるまで、8. 、9. 、10. の要領で、順次おもりを増やし、振動条件を統一して競技を行う。
◆優勝判定
  1. 決勝戦:最終的にリタイヤせず残った基(13基以内)を一同に、更におもりの枚数を増やし競技を行う。最後まで残った1基が優勝である。最後にリタイヤした基が準優勝である。途中、全ての基がリタイヤした場合、最後にリタイヤした基を優勝とし、次点の基を準優勝とする。主催者が設定したおもりの最大重量での競技でも、複数の基がリタイヤしない場合は、構造物の損傷が最も少ない基を優勝とし、次点を準優勝とする。何れの基にも損傷が認められない場合は、構造物の重量が最も軽量の基を優勝とし、次点を準優勝とする。両者の重量が同一の場合は、構造物の高さが最も高い基を優勝とし、次点を準優勝とする。